全校朝会 校長講話 「今持っている力をすべて出し切ること」
- 公開日
- 2017/06/05
- 更新日
- 2017/06/05
お知らせ
最近、みなさんの年齢に近い子どもたちの活躍が目立ちます。
例えば、世界卓球選手権で13歳の張本智和(はりもと ともかず)選手が、リオデジャネイロオリンピック銅メダリストの水谷 隼(みずたに じゅん)選手を4対1で破りました。負けた水谷選手は、「一つ一つの技のレベルが高かった」とコメントを述べています。張本選手の努力はすさまじいものがあります。毎日の練習はもちろんのこと、技の研究をかなりしていると思います。インタビューの中で、張本選手は今回の勝利を単に喜ぶのではなく、2020年の東京オリンピックでメダルを獲得するのが目標と言い切りました。高いところに目標設定しているので、このぐらいで喜んでられないということでしょう。今の状況に満足するのではなく、もっと上を目指して練習を積まないといけないと 思っているところがすごいと思いました。
また、将棋の世界では、藤井聡太(ふじい そうた)四段の勢いが止まりません。現在20連勝中。藤井四段は、小学生のころから小学生新聞をよく読んでいたそうです。新聞を読んで分からないことが出てくると、図書室に行き、その分からないことを理解するために、関連の本を読んでいたそうです。
この二人に共通していることは、常にチャレンジ精神をもって、目標に立ち向かい、自分の持っている力をすべて出し切っているところです。二人の生き方に学んでほしいと思います。
さて、今日から新体力テストが始まります。2年生以上の人は、昨年度の記録を上回るように頑張りましょう。1年生は、初めての新体力テストなので、少し緊張しているかもしれませんが、大丈夫ですよ。先生の説明をしっかり聞いてください。きっとよい記録が出ると思います。また、先生の説明の中にはコツのようなものも入っています。持っている力がすべて出せるようにしましょう。今回、あまり記録がよくなくでも大丈夫です。秋にもう一回、新体力テストを行います。それまでに、体育の授業で様々な運動を経験したり、休み時間にあまりしたことのない運動遊びにもチャレンジを繰り返したりしているうちに色々な力がついてきます。2回目の時には、1回目以上の記録が出せるように頑張ればよいのです。運動のコツを知りたい人は、図書室にある「運動能力アップのコツ」など、運動関連の本がたくさんあるので、一度見ておくとよいでしょう。また、友だちにコツを教えてもらうのもよいと思います。新体力テストの各種目で今持っている力すべてを出し切れるよう頑張ってください。