いじめを考える(3年)
- 公開日
- 2017/08/29
- 更新日
- 2017/08/29
お知らせ
昨日の校長先生の朝会講話のなかで「ちょっとしたからかいがだんだんとエスカレートしていじめになっていく。」ということを聞きました。
この「ちょっとしたからかい」というものを取り上げて今日の学習を行いました。今日のいじめを考える学習の課題は「ちょっとしたからかいをしている場面で、されている人も楽しそうに笑っていたらそのからかいは許されるのか」です。
NHKのデジタル教材のからかい場面映像を見ながら話し合っていきました。
「笑っているからと言って本当に楽しんでいるとは思えない。」「その人の本当の気持ちはその人にしかわからない。」「本当はいやだけど言えないから笑って流しているだけだと思う。」と、たくさんの意見が出ました。
たとえ相手が笑っていようとみんなが楽しいと思える「からかい」はないということを確認したのち、実際に目の前でそんな場面が起こったら何が自分にできるのかを考えました。
「自分がされて嫌なことはしない、言わない。」「嫌なことは嫌と自分の思いをはっきり伝える。」「みんなが心から笑える話をしていきたい。」「ちょっとしたからかいもだめだといえる空気を周りの人が作っていかないといけない。いじめを作らないためには、周りの人が関係していると分かった。」など、たくさんの意見が発表されました。
学習のまとめに校長先生の講話の最後の言葉を振り返りました。「周りの人たちがいじめを絶対に許さないという空気を作ることがとても大事です。いじめをしない、見逃さない、許さない九条南小学校にしていきましょう。」