10月10日(火) 全校朝会 教頭講話
- 公開日
- 2017/10/10
- 更新日
- 2017/10/11
お知らせ
全校朝会 教頭講話 「挨拶は相手の気持ちを押し開く言葉」
昨日、10月9日(日)は、体育の日でした。お家の人や友だちと何か運動遊びやスポーツをした人はいますか。たくさんいますね。とても嬉しいです。
5年生・6年生の代表の皆さんは、「オータム・チャレンジ・スポーツ2017」(陸上の部)に出場しました。がんばった皆さんをまずは紹介したいと思います。全員前に出て並びましょう。その中でも、6年生の小林君は、大阪市全市で第5位になりました。素晴らしいです。大きな拍手を送りましょう。5年生岩崎君は、全市で2位。銀メダルです。岩崎君には表彰状が届いていますので、ここで表彰します。
ここに並んでいる5年生・6年生は、昨日は、もちろん全員が素晴らしいがんばりを見せましたが、当日を迎えるまでの約一か月間、こつこつと地道な練習を行いました。校長先生がいつもお話しされますが「努力は決して裏切らない。」それを今大会でもしっかり証明してくれました。がんばったメンバー全員にもう一度、大きな拍手を送りましょう。各個人の記録証は、担任の先生方から後日渡していただきます。自分ががんばった証明です。家族や友だちに大いに自慢をして、自信にしてください。
話は変わりますが、今日から児童会の皆さんが中心となり「あいさつ運動週間」が始まりました。本校では、ほとんどの児童が、自主的にあいさつをしていますが、挨拶の語源や意味を知ると、挨拶の声や気持ちの入れ方が変わり、もっと素晴らしい挨拶に変化するのではないかと思い、調べてみました。
高学年の皆さんは、「挨拶」という漢字を知っていますか。「挨」も「拶」もどちらにも「押し開く。押し進む。押して近づく」という意味が含まれています。江戸時代のもっと前の時代には、僧侶と言われる人たちが「押し問答・言葉を交わす」という意味で使っていましたが、江戸時代になると「言葉を親しく交わす仲」という意味に転じたそうです。
現代では「相手の気持ちを柔らかく押し開いて元気にする、穏やかにする」などの意味があるようです。また、「相手の心を開いて、互いの距離を縮めていくコミュニケーションの基本」とも書かれていました。挨拶をして怒る人はいないですよね。教頭先生は、皆さんの朝の挨拶を聞くと「今日も一日がんばろう!!」とパワーが湧いてきます。そんな人を穏やかな気持ちにしたり、元気にしたり、友だちとの距離を縮めて仲良くなれたりする、魔法のような力を持つ「挨拶」です。
挨拶にはいろいろな言葉があります。誰もが穏やかな気持ちになれる「おはようございます。」「ありがとう。」「失礼します。」「すみません。」その頭の文字をとって、以前から実践されている挨拶の「お・あ・し・す運動」をみんなで実践し、心安らぎ、パワーみなぎる九条南小学校にしていきましょう。