全校朝会 校長講話「大切なことは目には見えないんだ」
- 公開日
- 2017/11/20
- 更新日
- 2017/11/20
お知らせ
サン・テグジュペリの「星の王子さま」という本の中の一節に「大切なことは目には見えないんだ」と言うキツネの言葉があります。みなさんもこの言葉の意味を少し考えてみてください。この本は、小学校時代に読み、大人になっても何度も読み返していますが、いつも「新しい発見」があります。
さて、11/17(金)近畿音楽教育研究大会に大阪市を代表する2つの小学校とともに本校の4・5・6年生がNHK大阪ホールに出演しました。当日の朝、みなさんの前で歌声を披露してくれました。朝からしっかり声が出ているなと思ったのですが、本番は、もっと素晴らしい歌声で「Can do〜君が輝くとき〜」と「未来への賛歌」の2曲を歌いきりました。
多くの参加者から「子どもらしい素晴らしい歌声ですね!」とのお褒めの言葉をいただきました。
「練習は裏切らない」これまで、先生方の指導のもと、こつこつと練習を重ねてきた成果が見事に現れました。
歌い終わったみなさんに感想を聞く中で、「今日は、とても楽しく歌うことができました」と答えてくれた人がいました。これまでの練習の中で「思いを込めて、こんなふうに歌いなさい。」「ここは、力強く、ここはもう少しのばして」などと言われているうちは、中々自分たちのものになっていなかったと思いますが、歌を楽しめる域にまで達したことに感動を覚えました。この感想は素晴らしいなと思います。その楽しさは、きっと会場で聴いている多くのみなさんの心に届いたことでしょう。
ここで、忘れてはいけないことがあります。これだけの力を発揮できたのは、もちろんみなさんの努力もありますが、本番まで、みなさんを支えてくださったたくさんの人たちのことです。指導に関わってくださった先生方はもちろんのこと、「Can do〜君が輝くとき〜」の作曲・作詞の小宮先生(当日、応援にかけつけてくださいました)やお家の人のことです。特にお家の人は、体調を崩さないように、食事をはじめとする生活全般において、気づかってくださったので、当日、持っている力をすべて発揮できたということを忘れてはいけません。
「大切なことは目には見えないんだ」
みなさんが活動する、活躍するために、たくさんの人たちの働きがあるということを忘れてはいけません。11月23日(木)は勤労感謝の日。働くとは、はたの人を楽にするから働くというのだそうです。そのような感謝の気持ちを持ちながら、風邪をひかないように自分で体調管理(手洗い・うがい・早寝・早起きなど)をするをはじめ、他にも家族の一員として、できることはないか、この機会に考えてほしいものです。