学校日記

全校朝会 校長講話「自分の身は自分で守る力をつけよう」

公開日
2018/02/26
更新日
2018/02/26

お知らせ


 学校から発信するメールでお家の方にお知らせしているので、家でも話題になっていると思いますが、ここのところ、人々の安全を脅かす事件が続いています。担任の先生からは、日頃から指導されていると思いますが、季節は、これから春に向かいます。この季節の変わり目にいわゆる不審者と言われる人が出やすいです。危険を感じる力、危険から身を守る力をつけてほしいので、お話をします。

 特に、下校する時やお家から外出する時に気を付けてほしいことを言います。
「きょうはいかのおすし」については、すでによく知っていると思うので、お話はしませんが、先日の小学生新聞でも「危険を感じる力をつけよう」という見出しの中で外出する時の注意事項が紹介されていました。新聞に取り上げられるということは、この時期には、こういう犯罪が多いということを意味しています。内容を確認しながら、お話したいと思います。

 まずはじめに、安全に関わって何か気になること(友だちが危ない遊びをしている。不審者を見かけた。など)があったら、必ず大人に伝えてください。次に、犯罪者が何か悪い事をしようと思って、これはやれる。やりやすいと思ったら、犯罪はどこでも起こります。九条南の地域は、登下校の見守り活動をしっかりやってくれているので、大丈夫と思うことが危険です。

 危険を避けるためにしてほしいこととしては、隙を見せないこと(荷物を持っていても片手はあけておく。服装はきちんとしておく。靴は後ろを踏まずに履く。登下校は必ず通学路を通る。集団登校には遅れないなど)です。
 
 学年も終わりに近づいてきましたが、保護者の人と一緒にしてほしいこととしては、通学路を歩く。習い事、塾までの道も歩く。空き家や駐車場には、近づかないようにする。危ないところは避けて少し遠くなっても店や街灯のたくさんある道を通るなと、結構あります。時間を作って確認してもらってください。

 繰り返しになりますが、不審者から身を守る方法として、心がけてほしいことは、「ついてくる人がいた」「声をかけられた」「写真を撮られた」など、どのようなことでもいいので、気になることがあったら、必ずお家の人や先生に伝えてください。

 今話をしたこと以外にも、先日の小学生新聞には、身を守る方法が7つ(「ハサミとカミはお友だち」を紹介)書かれてありました。担任の先生に新聞記事のコピーを渡しておきます。教室に貼っておいてもらうので、必ず見ておいてください。