学校日記

PTA人権講演会(1月26日)

公開日
2024/01/26
更新日
2024/01/26

学校行事

「教室の中のLGBTQ+」

中学2年生の夏休み、久しぶりに履いたスカートに覚えた拒否感…。

現高校生の当事者とそのお母様をお迎えしての講演会でした。


まず最初に、
ご本人のスピーチがあり、

その後、ファシリテーターとしてお迎えした朝日新聞の花房さんから、
「LGBTQ+」についてのお話がありました。

講演の後半は、
花房さんのインタビューにお二人が答えるという形で進められました。


スクールカウンセラーに打ち明けることができたこと、
その後、
ご両親に打ち明けることができたこと。

打ち明けられたお母様は、

「困っているのは、私たちではなく、この子なので。
この子が生きやすいように、親として支えてあげたい」

と仰っていました。

子どもが何かに悩んだり、つまづいたりしている時、
それを打ち明けてもらえるような、
そんな安心感を与えられる大人であることの大切さを感じました。


自身の性別に悩んでいたご本人の気持ちがとても楽になったのは、

「決められないのなら、今はまだ、性別を決めなくていいよ。」

という言葉だったそうです。


会場では、
教員、子ども含めて約50人が話を聞きました。

最後に、
ご本人から子ども達へのメッセージをいただきました。

「悩みや不安なことがある時は、メモに書くだけでもいいので、
それをためこまないようにしてほしいです」