こどもたちの安全と町の安心を守るために
- 公開日
- 2021/06/30
- 更新日
- 2021/06/30
お知らせ
下校中の子どもたちに、トラックが突っ込むというニュース
何て悲しい事件なのでしょう。亡くなられたりけがを負われたり
したお子さんのこと、ご家族のことを思うと
市岡小学校の教職員は、心を痛めています。
そして、自分たちの使命として
子どもたちの安全を守りたいと思っています。
一方で
地域にお住まいの方からお電話をいただきました。
「何度もピンポンダッシュをされて困っています。
その場にいた子どもにたずねても、『知らない』というばかりです」
こんなお声にも、教職員は心を痛めています。
そして、自分たちの使命として
町に住む方々の安心を守りたいと思っています。
そこで、
6月29日、緊急に各学級で安全と安心の指導を担任が行いました。
こんな話を子どもたちにしました。
【 安全について 】
○ 通学路は、安全を考えて決められているから、
その道を通って正しく帰ろう。
○ 自分は「たいしたことない」と思っていても、ルールを破ることで
たいへんな惨事につながってしまう。だから、ルールを守ることは
とても大切なことです。
○ みなさんは、交通ルールを守っていますか。登下校の時だけでなく、
下校してからや休みの日、遊びに行くときなど、いつも交通ルールを
守るようにしましょう。
○ 自分の身を守るために、「道路の端を落ち着いて歩くようにしよう」
信号を守ろう、信号待ちの時は黄色い点字ブロックの内側で待つように
しよう。
○ 交通ルールを守ることが、自分の命を守ることにつながります。
でも、自分が交通ルールを守っていても、車が守っていなければ
事故が起きてしまう。
ルールを守ることは絶対しなければならないが、
いつも周りを見たり、確認したりして気をつけるようにしよう。
○ 私は絶対に事故にあわないと思わない。万が一のことが
起こるかもしれないという危機意識をもつようにしておく。
○ 大きなトラックには死角があり、
歩行者特に子どもには気が付きにくい。
曲がり角でトラックが曲がるとき、巻き込まれる事故も起こるので
注意しよう。
【 町の人々の安心について 】
特に、「ピンポンダッシュ」に関して話をしました。
○ 他人の家の敷地には入らないし、勝手に物をさわらないし、
こわしたり、盗ったりしない。
○ 自分がされていやなことを、何人かの子どもたちが発表し、
実は、「ピンポンダッシュ」があったということを話しました。
以前、やってしまったことがあるという子がいたので、そんな場面
を見かけたとき、どうしたらよいのか話しました。
○ 人に迷惑をかけることはしない。
○ もし災害や事件が起こったとき、近所の方々や地域の方々は、
助け合わなければならない。だから、普段からみんな仲良くしよう。
○ 「ピンポンダッシュ」をされた人は、その時、何か大切な用事を
しているかもしれない。すごく体の調子をこわしているかもしれない。
相手の立場に立って考えたら、こんなことをするのは、いたずらでは
すまされない。
○ 場合によっては、犯罪になることもある。もし見つけたら、
必ず、先生に伝えてほしい。
○ ピンポンダッシュだけでなく、家の前の植物や置いてある物などに
いたずらをして、迷惑をかけることは絶対にしないようにしよう。
各ご家庭でも、子どもたちにお話しください。