学校日記

し わたしと小鳥とすずと」

公開日
2020/05/08
更新日
2020/05/08

お知らせ

 きょうの 詩は かねこみすずさんの
 「わたしと ことりと すずと」です。

 これは だいすきな しの ひとつです。
 とても よく しられている し です。


        わたしと ことりと すずと 

                  かねこ みすず
    
       わたしが りょうてを ひろげても、
       おそらは ちっとも とべないが、
       とべる ことりは わたしの ように、
       じべたを はやくは はしれない。

       わたしが からだを ゆすっても、
       きれいな おとは でないけど、
       あの なる すずは わたしの ように、
       たくさんな うたは しらないよ。

       すずと ことりと、それから わたし、
       みんな ちがって、 みんな いい。



         わたしと小鳥とすずと
 
                金子 みすゞ  
 
        わたしが両手をひろげても、
        お空はちっともとべないが、
        とべる小鳥はわたしのように、
        地面(じべた)をはやくは走れない。
 
        わたしがからだをゆすっても、
        きれいな音はでないけど、
        あの鳴るすずはわたしのように、
        たくさんなうたは知らないよ。

        すずと小鳥と、それからわたし、
        みんなちがって、みんないい。


  みなさんは、ひとりひとり、
  かおや からだや かんがえかた など
  ちがう ところが たくさん あります。

  それで いいのです。

  みなさんは せかいで ただ ひとり。
  だれとも くらべる ことは できません。
  ひとりひとり すばらしい ところを もって います。
  
  みんな ちがって みんな いい のです。
  じぶんの すばらしさを しって ください。
 
  そして、 おともだちの すばらしさも しって ください。

  いちにちも はやく すてきな みんなに あって
  いろいろな かつどうを したいですね。
  そんな ひが はやく くることを たのしみに していましょう。