詩 「ちょう(蝶)」
- 公開日
- 2020/05/12
- 更新日
- 2020/05/12
お知らせ
きょうの し(詩)は、たかだ としこさんの「ちょう」です。
いま、がっこうでは、
がくしゅうえんで みつけた ちょうの たまごを そだてています。
ホームページで その ようすを つたえて います。
ちょう
たかだ としこ
ちょうの おうちは
ありません
はなから はなに さそわれて
おうちを もつ まが ないのです。
ちょうは たびびと
しあわせな たびびと
いちにちの たびの おわりも
あしたの はなを ゆめ みて
ひとひらの はの かげに
ねむります。
蝶
高田 敏子
蝶のおうちは
ありません
花から 花に誘われて
おうちを持つ間がないのです。
蝶は旅人
しあわせな 旅人
一日の旅の終わりも
あしたの花を夢に見て
ひとひらの 葉のかげに
眠ります。
八幡屋小学校の学習園を 歩いていると
ちょうを 見かけました。その時、こんなことを 思いました。
がくしゅうえんで みかけた かわいい ちょう
のんびりと ゆっくりと
たのしそうに しあわせそうに
ゆらゆらと ひらひらと ふわふわと
ときの たつのも わすれて
いまの きせつを たのしんでいる
わたしも ちょうに なりたいな
はるの のどかな きせつに みを まかせて
ただ ただ とびたい ゆっくりと
いまを たのしく すごしたい
がっこうが はじまったら
がくしゅうえんを のぞいて みて くださいね。