自分が≪課題≫をみつける 〜4年生書写〜
- 公開日
- 2018/12/04
- 更新日
- 2018/12/04
お知らせ
12月3日(月)
6時間目の4年生の教室。
『シーン』とした中、半紙と筆がこすれる音だけがします。
今日の課題は「はす」
ひらがなです。
ひらがなは、平安時代の女性作家『紫式部』と『清少納言』が作ったといわれる日本独自の文字。
まぁるい形に今回の課題。
筆の返し。
プロのお手本をジッと見て自分の作品と向き合います。
「ここまでは力を入れているなぁ。この後は、少し筆を持ち上げて筆先がひっくり返るのを待っている感じ」
そんな発見をしていきます。
今日は3枚の半紙に書いていきます。
出来上がった後、2枚目までの半紙に『次の機会にはここを工夫したい』というところを見つけ、赤で印をつけていきます。
中には「1枚目の作品が一番良かった」と言っている人もいます。
でも、どんなことでも、「積み重ね」が大切です。
自分で課題を見つけ、その課題をクリアし、「こんな字が書きたい」というお手本に近づいていく。
これが書写だと思います。
そして、それが一番難しいのだと思います。
でも、全部を見て、「きれいかどうか」ではなく、『自分の一歩』を感じることが大切なんだなぁと感じました。
4年生のメッセージ
・1枚目より3枚目がバランス悪くなってしまったけど、丸のところが三角形になった。だから、全体のことよりもうれしかった。
『よくなった自分を見つける』ということが喜びにつながります。