7/12更新の学校日記で、毎日新聞社の記者の方が本校に来られ、復興応援新聞編集部の2名の児童がインタビューを受けた、と報告しました。
終業式翌日の7月20日(土)の朝刊に、その記事が載りました。19面に「まなびやの宝」という囲み記事で、掲載されています。
復興応援新聞作りの3年間の活動と今年の取り組みが紹介されています。編集部の2名とともに私(辻井)まで、カラー写真で載ってます。
7月23日(火)に学校給食・食育展があり、平尾小学校へ出かけました。その帰り、平尾商店街を自転車で走っていましたら、「先日の新聞、読みましたよ……」と、あたたかい声をかけていただき、嬉しかったです。東日本の復校を応援している私達も、地域の方から応援されているんだなと、思った次第です。
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※新聞記事の写真及び文章は、「2013年7月20日付 毎日新聞」より転載しています。
※転載に関しては、毎日新聞社許諾済みです。
※新聞記事の写真及び文章は、児童本人と保護者の承諾を得て掲載しています。
◆2013年7月20日付 毎日新聞 「おおさか まなびやの宝」より
被災地に復興応援新聞 身近な出来事つづり交流
大阪市大正区の市立泉尾北小学校(辻井義彦校長、350人)は、東日本大震災で被災した小学校に手書きの「復興応援新聞」を送る活動を続けている。当初は授業の一環だったが、今では児童が自主的に関わり、「編集部」もできた。
新聞作りが始まったのは、2011年10月。新聞を教育に生かす「NIE」の授業で5年生の児童が4人1組になり、新聞記事から「負けないで」、や「希望の笑顔忘れず」といった言葉を切り抜き、東北の児童へのメッセージを添えた。
他の学年にも活動が広がり、岩手県釜石市の鵜住居小学校と福島県南相馬市の鹿島小学校にその年、計284作品を送付。両校から感謝の返事が届いたことが励みになり、昨年は押し花を添えたカードや暑中見舞いを送るなど交流を深めた。
3年目の今年は、4年生の児童17人が休み時間や放課後に取り阻む。まとめ役の男子2人による「編集部」も発足。今月、第1号となる新聞が完成した。
編集部の委員長を務める4年生、林康輝君(10)は、遠足で訪れた万博公園の「太陽の塔」や好きな電車をイラスト付きで紹介。<ぼくたちがずうっとおうえんします>とつづった。副委員長の4年、坂本和也君(9)は区内の川や海を取材。<ボラはしっぼをふりながら飛んでます>などと生き生きと描写し、<写真をおくるので楽しみにしておいて下さい>と結んだ。2人は「東北の子供たちを元気にしたい」といい、全校集会で他の児童に参加を呼びかけた。
新聞製作の拠点は校長室。辻井校長は「新聞を作りたいという純粋な気持ちで子供たちが自ら集まって来る。これからもずっと続けていきたい」、と話す。
【藤田剛】