学校日記

今日の一言 10月21日 宮川彬良さんとのご縁

公開日
2014/10/21
更新日
2015/04/27

校長雑感 一隅を照らす

「全校児童、保護者、地域の方もいっしょに最大1000人で演奏できるような曲を作曲してもらえないだろうか?」

30年ぶりにお会いした宮川さんにお願いしました。
何しろお忙しい宮川さんです。

5月5日の子どもの日に兵庫県立芸術文化センターで行われたアンサンブル・ベガのコンサートのリハーサルの合間にお時間をいただき、単刀直入に話を切り出しました。

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彼とは、学生時代の同級生。誕生日も同じ。彼のミュージカル「リリー」を新宿のシアターアップルで公演した時、私もオーボエで参加し、練習から本番まで約2か月ご一緒しました。でも、それだけの関係です。

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果して覚えていてくれているだろうかと、心細い気持ちでいました。

お会いして学生時代の話をすると、記憶の隅っこに覚えていて下さったようで、
私の、話を熱心に聞いてくれました。

宮川さんは、私の誇大妄想のような大きな話に戸惑いました。しかし、しばらく考え込んでいた彼の口から出たのは、私がまったく想像していなかったことでした。

「すばらしいアイデアだけれど、私の個人の作品が一つ出来上がって、それを学校に提供して、それで終わりでは残念です。やるのなら、もっとちゃんと取り組みたい。一度、学校で授業をさせてもらえないだろうか。」



彼の提案は

「桃陽小学校の子どもたちや保護者の方々の雰囲気などを知りたい。その上で何ができるのか考えてみたい」

ということでした。

その後、8月末にお会いした後、今回の授業のご提案をいただき、
10月27日(月)に来校していただけることになりました。


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30年前のちょっとした接点が、ここで結びき、繋がっていく・・・・

縁の不思議に驚き、縁の有り難さを痛感しています。

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