学校日記

交通安全コンテスト2

公開日
2020/03/09
更新日
2020/03/09

全校

 前回1年生児童の作文を紹介しましたが、6年生の児童もこのコンテストに応募し表彰されますので紹介します。

6年男子

チャレンジする目標
 道路を通るとき、安全確認をする

目標を一緒に考えた人
 母

 右見て、左見て、もう一回右!

 僕は今回の冬休みに「道路を渡る時は、安全確認を徹底的にする」ことを目標にしました。
 この目標にした理由は、つい最近、身近にヒャッとする出来事があったからです。
 僕の家の前は、車一台がやっと通れるくらいのせまい道路になっています。母はいつもうるさいくらいに、
 「危ないから飛び出さない!右見て左見てもう一回右!」
と、言っています。僕は今までそれをしっかりと守ってきました。
 ある日、5才の弟と母とお出かけしようと家を出た時、ぐう然、家の向かいにあるスーパーから、祖父母が出てきました。それを見つけた弟は、うれしかったのか、祖父母のところへ無我夢中に走って行ってしまいました。
 それと同時に右側から猛スピードで自転車が走ってきました。
 「危ない!」
 僕は思わず、大声で叫びました。すると、それに気付いた自転車の運転手が急ブレーキをかけて、ギリギリのところで止まりました。僕は、ヒヤッとしました。心臓のバクバクが止まりませんでした。弟は無傷で済みました。でも、もし運転手が急に飛び出した弟に気付いてなかったとしたら、大変なことになっていたかもしれません。
 僕は、弟が危険なめにあったことで、母がいつもうるさいほど言っていた、
 「右見て、左見て、もう一回右!」
は、本当に大切な事なんだと、改めて思いました。
 これからは、母から教えてもらった交通安全のルールを、僕がしっかりと弟に教えてあげ、大切な家族が事故にあわないように守っていきたいと強く思いました。


 まずは、自分自身が交通ルールを守り、安全確認をきちんと行うようにする。そして、それを周りの人にも伝えることが大切だと感じさせられました。
 ご家族や、近所の子どもなどにも声をかけあって、交通事故の起こらない社会にしていきましょう。