学校日記

今日の一言 11月26日 なんでアインシュタイン知ってるの?

公開日
2014/11/26
更新日
2014/11/26

校長雑感 一隅を照らす

校長経営戦略予算で購入した学級図書を読んでくれているようです。



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全校朝会が終わった後、1年生の男子がすっとよって来ました。

「校長先生!なんでアインシュタインを知ってんの?」

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その日は、全校朝礼で「名前を大切にしましょう。」という話をしました。

子どもは何気ない気持ちで、あだ名をつけたり、名前をふざけてもじったりすることがあります。言う方は軽い気持ちですが、言われるほうは、傷つきます。

「名前や容姿。それは、ふざけたり、冗談にしたりする対象ではない」
このことは、きっちりと理解させなければなりません。

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ドイツ再統一の日が朝礼だったので、ドイツの歴史に関連付けて話しをしました。

ドイツでは、ユダヤ人に一方的に押し付けた名前があると言われます。
代表的な名前として、アインシュタインを紹介しました。

1年生の彼は、学級図書でアインシュタインの伝記を読んでいたようです。自分の知っている人の名前を校長先生が言ったので、嬉しかったようです。


朝会でのはなしは、少々難しく、またお説教っぽかったので、1年生にはしんどかったかな、と思っていました。

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こんな風に、
読書から世界へと(子どもから教師、伝記から歴史、歴史から物理・数学)広がっていくとすてきだなと思います。