学校日記

今日の一言 12月8日 ケンカをしない強さを持とう!

公開日
2014/12/08
更新日
2014/12/08

校長雑感 一隅を照らす

今日は、太平洋戦争開戦記念日。

全校朝礼でその話をしました。

*** *** ***
12月8日は何の日か知っていますか?

(子どもたちからは、反応がありません)

1941年12月8日、今から73年前に、日本はアメリカとイギリスと戦争を始めました。

戦争が終わった8月15日は、皆さんも知っていると思いますが、
始まった12月8日も、校長先生は、とても大切な日だと思っています。

アメリカは、みんなが歌っている「ありのまま」を作ったディズニーがある国です。
今、日本とアメリカは仲良しです。仲がいいと、こんなに幸せで楽しいですね。

みんなに覚えてほしいのは、「ケンカはやめよう。ケンカをしない強さを持とう!」ということです。

・・・ ・・・

どうしてケンカをしているの?と訊くと、
「たたかれたから」とか「ひどいこと言われたから」という答えが返ってきます。
やられたらやり返すのは、とても弱いことです。

ケンカをして、ケンカに勝つ人は強い人ではありません。

本当に強い人は、ケンカをしない人です。


皆さんには、「ケンカをしない強さを持ってほしい」と思います。

*** *** ***

太平洋戦争のことを、低学年はもちろんのこと、高学年にお話しをすることはとても難しいことです。ひとつ間違うと歴史観論争に巻き込まれてしまいます。


私が子どもたちに伝えたいことは、「今現在」に立ち「未来」に向かって「本当の強さを身に着けてほしい」ということです。

*** *** ***

本当の強さ??
(難しい話を始めてしまいました)

例えば、今日子どもたちに話した「ケンカをしない強さ」です。

怒りや恐れ、不満などという感情に負けて、エィッ!とやってしまうことがあります。
時々その威勢の良さを勇気だとか意志の強さだと勘違いして、もてはやす人もいます。
でも、それは「本当の強さ」ではなく「根本的な弱さ」ではないでしょうか。

強さは「喜び」「信頼」「寛容」「誠実」「感謝」など「積極的で明るい精神」の中にあると信じています・・・・

(つづく)