皆さんご存じのとおり、今世間では
「こどもたちに自尊感情が足りない！」
と言われています。

私は、小澤征爾さんのお話の中に、自尊感情について何かヒントがあるように思うのです。

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誰かを基準にした１００点満点から自分の点数をつけるから、
満点にならないし、よく理解してない基準で自分に×ばかりつけるから、
いつも私って駄目だな・・・と思ってしまう。

そのままの私、今持っている自分の能力を発揮できているどうかという
自分を基準に点数をつけると、今のままでも１００点満点かもしれない。

今自分が軽々とできていることって、実はすごいことかもしれない。
昨日、すこし努力してできるようになったことって、
実は他の人にとっては一生かかってもできないことかもしれない。
すごーく努力したら、できた！
ひょっとして私は天才？！


だから、昨日より今日、今日より明日。
少しでも成長できたら、それでいい！
それで１００点満点！！


それでいいんだよ。そのままどんどん行こう！！

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こんな風に言ってもらっているような気がするのです。

小澤征爾さんは、実に大変な努力をすることで有名です。
安易に自信を持てとは彼は言いません。それをわかったうえで、

子どもたちにも、私自身にも、

人と比べないで！自分にもっと集中しよう。自分のできないことを一つひとつできるようにしよう。そして、自分のできることでどんどんいろんなことに挑戦しよう！

と励ましたいと思います。