学校日記

今日の一言 1月19日 総合研究発表会

公開日
2015/01/19
更新日
2015/01/19

校長雑感 一隅を照らす

第30回 総合研究発表会が、平成27年1月16日(金)、大阪市こども文化センターで開催されました。

この総合研究発表会は、大阪市小学校教育研究会の「成果と今後の課題」についての報告することが目的で開催されました。

大阪市小学校教育研究会は、「小学校数育に関する研究調査を行い、本市教育の発展に資することを目的(会則・第1条)」として活動しています。

会員は「大阪市立小学校の校長、教頭および教員等(会則・第3条)」です。

同研究会は、昭和22年に創設、今年度で67年目。この総合研究発表会も昭和60年以来30回を迎えます。

私見ですが、この「大阪市小学校教育研究会」こそが、大阪市の教育を支え、発展させてきた大きな力の源だと思います。これまでの長い間の研究成果は、学校に脈々と引き継がれています。

桃陽小学校では、3年前まで2年間、研究教科として「図工」に取り組み、全国レベルの発表会を本校で開催しました。
本年度、数々の絵画コンクールなどで桃陽小の子どもたちが次々と特賞や入賞を獲得しています。これは、現在の先生方の指導の結果であることは間違いありませんが、加えて数年前の研究会を中心とした教科指導の結果が数年後に結実したものと考えてよいのではないでしょうか。

現在、桃陽小の研究教科は「体育」です。体育の授業が充実していることは、HPでも紹介させていただいている通りです。

この大阪市の小学校教育の研究成果を現場にどんどん取り入れる工夫が進んでいます。この全市的な取り組みについても、紹介して参ります。

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第30回 総合研究発表会 全体会
1.開会式
2.教育研究論文受賞者表彰
3.基調報告
  統一主題「変化する社会を主体的に生きる子どもの教育を創造する」
  滝川満夫先生(築港小学校長)
4.パネルディスカッション
 「これからの大阪市小学校教育研究会のあり方」
  大阪市教育委員会から2名、小学校長会会長、幼稚園と中学校の教育研究会会長、
  コーディネーターとして小学校教育研究会会長の各氏が活発なディスカッションをし
  ました。

(写真)
 パネルディスカッションの様子。