今日は、朝から児童朝会の給食委員の発表に感激しました。
給食に関するお話もとても上手にできましたが、給食調理員さんへの感謝状や感謝の言葉には、心がこもっていて、なんてすばらしい子どもたちなんだろうと心から拍手を送りました。

しかしそれに加え、私が子どもたちから教わったことがあります。

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それは、４百数十名のこどもたちがとても静かに聞いていたことです。

誰も静かにしましょう！などとは言いませんでした。静かに聞きたいから、みんな静かに聞いています。

振り返って、私の校長講話の時には、こどもたちの前に立ち、静かになるまで黙って待つことがあります。静かになると、話を聞く準備ができたと判断し、おもむろに話し始めます。

今日の朝は、話を聞く準備をこどもたちに強いることはありませんでした。聞きたいから、面白そうだから静かになるのです。

私が、４月に着任した時には、たのしいおはなし、みんなが思わず静かになるような全校朝会にしようと考えていました。先生方に、「私たち教師はエンターテイナーであろう」と言っていましたので、私自身が子どもたちが楽しくない話をしたのではでは示しがつかないと考えていました。

ところがいつの間にか、面白くない話でも、聞きなさい、という姿勢になっていたことを、今日の子どもたちに気づかされました。

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一年も経っていないのにお恥ずかしい話です。

初心に戻ろうと思います。