学校日記

今日の一言 1月24日 中庸

公開日
2015/01/24
更新日
2015/01/26

校長雑感 一隅を照らす

昨年1月、民間の公募校長として、市役所の発令式に出席しました。

その時に取材を受け、どういう教育をするつもりか訊かれました。
「子どもの成長を中心とした本質的なアプローチをしたい」と答えた記憶があります。

今でもその考えは変わっていません。

*** *** ***

私が大切にしている言葉に、「中庸」があります。
四書五経のひとつ「中庸」のことです。

辞書(学研・常用国語辞典)には「中庸」=かたよらずほどよいこと。とあります。

私たちは、この意味で使うことが多いと思います。

私は、この意味ではなく違う解釈が好きです。

右でも左でもなく、いつの時代でも、世代でも、そして雑多な価値観に惑わされる世の中でも、揺らぐことなく変わらない「中心・真理・本質」

こういう解釈の「中庸」が好きであり、信条としています。

この「中庸」は、したがって、時代によっては「右」に見えるし、またある時代では「左」に見えることがあります。

昨日と今日で「正しさ」「正義」が180度変わることがあります。

「中庸」を探し続け、求め、そこに留まること。
そういう人でありたいと思います。

「子どもの成長を中心とした本質的なアプローチをしたい」
実現できているでしょうか?

保護者の皆様 今日の土曜参観はいかがだったでしょうか?
是非ご意見、ご感想、ご要望をお聞かせください。