学校日記

今日の一言 2月4日 真理は現実のただ中にあり

公開日
2015/02/04
更新日
2015/02/04

校長雑感 一隅を照らす

ここしばらく、

【心を表すのが形であり、形のうしろに心がある】

について、続けて書いています。

*** *** ***

学校のグランドデザインに以下のように記しています



クツのかかとを揃える
名前を呼ばれたら「はい」と応える
席を立ったら、イスを机の下に入れる


9月22日の「今日の一言」でも紹介した「森信三」が長年にわたる公教育の実践、経験則から、「素晴らしい教育実践をしている学校の見分け方」として、書いています。

【良い学校は、この三つがしっかりできている。
 逆に言うと、
 この三つがしっかりできるようになれば、良い学校になる。】


写真の本です。

彼は、

「真理」は、「現実」の中にある

と言っています。


私が大胆に翻訳すると

「真理=心」は、「現実=形」の中にある

となります。

・・・ ・・・ ・・・

彼の長い公教育との関わりの中で、掴んだ真理です。
学校でも、家庭でも、子どもによい習慣を身につけさせたい、学力をつけさせたい、体力をつけさせたい、と願っています。

しかし、具体的な取り組みとなると、あまりにも多様で、どこから手をつけてよいのかわかりません。また、ひとつ悪いところを見つけてよくしたと思ったら、また違う悪いところが気になります。まるで「もぐらたたきのよう」です。

良い子ってなんだろう。小学校で身につけることってなんだろう?
目の前のこの子にとって一番大切なのはなんだろう?

考えれば考えるほど、わからなく難しくなります。

*** *** ***

森信三があげた三つの心得が、答えを与えくれるのではないでしょうか。

整った「心」が表すのが三つの「形」、
この三つの「形」のうしろには整った「心」がある。

信じたいと思っています。