今日の一言 2月4日 真理は現実のただ中にあり
- 公開日
- 2015/02/04
- 更新日
- 2015/02/04
校長雑感 一隅を照らす
ここしばらく、
【心を表すのが形であり、形のうしろに心がある】
について、続けて書いています。
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学校のグランドデザインに以下のように記しています
クツのかかとを揃える
名前を呼ばれたら「はい」と応える
席を立ったら、イスを机の下に入れる
9月22日の「今日の一言」でも紹介した「森信三」が長年にわたる公教育の実践、経験則から、「素晴らしい教育実践をしている学校の見分け方」として、書いています。
【良い学校は、この三つがしっかりできている。
逆に言うと、
この三つがしっかりできるようになれば、良い学校になる。】
写真の本です。
彼は、
「真理」は、「現実」の中にある
と言っています。
私が大胆に翻訳すると
「真理=心」は、「現実=形」の中にある
となります。
・・・ ・・・ ・・・
彼の長い公教育との関わりの中で、掴んだ真理です。
学校でも、家庭でも、子どもによい習慣を身につけさせたい、学力をつけさせたい、体力をつけさせたい、と願っています。
しかし、具体的な取り組みとなると、あまりにも多様で、どこから手をつけてよいのかわかりません。また、ひとつ悪いところを見つけてよくしたと思ったら、また違う悪いところが気になります。まるで「もぐらたたきのよう」です。
良い子ってなんだろう。小学校で身につけることってなんだろう?
目の前のこの子にとって一番大切なのはなんだろう?
考えれば考えるほど、わからなく難しくなります。
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森信三があげた三つの心得が、答えを与えくれるのではないでしょうか。
整った「心」が表すのが三つの「形」、
この三つの「形」のうしろには整った「心」がある。
信じたいと思っています。