読書感想文 6年
- 公開日
- 2021/01/28
- 更新日
- 2021/01/28
輝く、桃っ子!
6年女子 大阪市学校図書館協議会賞
私を成長させてくれる『ことば』
私は本自体を読むのは好きだけれど、読書感想文など言葉に表して皆さんに上手に伝えるのがとても苦手でした。そんな私がこの本を選んだ理由が二つあります。
一つ目は、自分が人前で話すのが苦手なのでこの本を読むこと以前より人前で話すのが得意になり、苦手を一つでもなくすことができるのではないかと思ったからです。
二つ目は、表紙に『「言葉にできる」は武器になる』と書いてあり、その時に疑問を持ち解決したいという気持ちが高まったからです。
この本を読んでいて、「言葉は大事」ってホントなの?という問いかけ文に対して私は、なんとも言えませんでしたが大事なのではないかと考えました。その理由は言葉がないと人には自分の気持ちが伝わらないからです。そこで私が言葉と聞いて考えた事は、「語彙」というものでした。語彙がある人とない人では全く話す内容、また話し方も違うと思いました。しかし、語彙がない人でも普通の会話は楽しくできるのではないかと考えました。
ですが、私はこの世の中に言葉を話すことができない人もいると気づきました。話せない人はしゃべれなくてもしゃべれる人と普通に会話し合えると思いました。
その結果、私は、言葉はあまり大事じゃなくて気持ちが大事なのではないかという結論にたどりつきました。
また、「君の言葉は自分の導く旗になる」というフレーズに目が止まりました。
この文章を見た時、正直に言うと筆者が読者に何を伝えようとしているのかが全く読み取れませんでした。なので私はまず「自分を導く旗」という文に着目して考えました。すると導く旗という物は、私たちの夢ではないかと思いました。私の夢は、薬剤師が良いなと考えた事がありました。でも、予想もしなかった新型コロナウィルス感染症の流行によって、全世界が震かんし、私もとても動ようしました。家族や自分の事、友達の事など悩んだ末に現在は保留中です。
また、「T字型思考法」を実践することでいろいろな力が身につくと書いてあったので私も実際にやってみました。まずは、家族との簡単な会話をする時に自分の中で、特に意識して使ってみたところ、さっそく母から「なんだか、話す内容や話し方がいつもと違うね。しっかりしてきた感じがするね。」と言ってもらい、とてもおどろきました。ほんの少し、自分の中で意識して伝えるだけで、人に伝わる印象がこんなにも変わるのだと思うと、誰かと話したり、自分の思っている事をていねいに伝えてみたいなという気持ちになりました。
これからも、言葉を話す時に、気持ちをこめて伝えていきたいと思います。