【卒業式】 3月19日 はげましのことば
- 公開日
- 2015/03/19
- 更新日
- 2015/03/19
全校
本日ここに第92回卒業証書授与式を挙行できますこと、たいへんうれしく、有難く思います。
大阪市立桃陽小学校の教職員を代表いたしまして感謝申し上げますとともに、お祝いを申し上げます。ご卒業おめでとうございます。
保護者の皆様!
お子様のご卒業、誠におめでとうございます。心も身体もたくましく成長されたお子様の姿に、感慨もひとしおのこととご推察申し上げます。
ご来賓の皆様方!
公私何かとご多用のところ、ご臨席を賜りましたこと、高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。
地域の未来、大阪の未来、日本の未来、世界の未来を担う子どもたち。彼らの育成に日頃よりご尽力とご指導をいただいておりますこと、重ねてお礼申し上げます。ありがとうございます。
卒業生の皆さん!
今日に至るまで、皆さんは多くのことを学んできました。多くの方から、色々なことを教えていただいてきました。かなりたくさんのことができるようになっています。
さて、
みなさん、思い出してみてください。
1年生から6年生までの学級担任の先生方のことを。
お世話になった先生方のことを。
管理作業員さん。給食調理員さん。事務の方々のことを。
毎朝、通学路で見守っていただいた方々、ももっこふれあいまつりや餅つき大会でお世話になった桃陽地区の皆さんことを。
12年間、君たちを慈しみ育てて下ったご家族のことを。
そして、もう一度、特に最終学年の担任の熊田先生、西川先生から教えていただいたこと一緒に過ごしたたくさんの時間のことを、思い出してください。
この一年間、このお二人の先生方と私は君たちのことについて、よく話してきました。
君たちが喜んでいるときや悩んでいるとき、勉強が大変だったときや何かができるようになったとき。何かあるごとにお話しをしてきました。
でも、どんなときでも
先生方が、いつも君たちに望んでいたのは、君たちが「君たちらしくいる」ことでした。
精一杯がんばっている君たちを、先生方はよく理解し、いつも応援していました。
君たちらしく、大きくなること、成長できることをいつも考え願っていました。
それは、まるで学校の中の「お母さん」のようでした。でも、この気持ちは、皆さんに関わった全ての方々を代表する気持ちなのです。
君たちが「君たちらしく成長することを」みんな願っていらっしゃいました。
君たちは、そんな温かい気持ちのあふれる学校・桃陽小学校で学んできました。
忘れないでください。桃陽小学校のことを!
忘れないで、いつも見守られていることを!
君たちは、気づいていますか?
とても頑張っていることを、今もとても輝いていることを。
君たちががんばっていると、必ず誰かが助けてくれます。
桃陽はそんなところです。
世の中は素敵なところです。
・・・・・・
君たちらしく、胸を張って自信を持って、素晴らしい中学生になってください。
私たちは、心から君たちの幸せを願っています。
・・・・・・
今日は、本当にご卒業おめでとうございます。
甚だ簡単ではございますが「励ましのことば」とさせていただきます。
平成27年3月19日 大阪市立桃陽小学校 校長 吉岡哲郎