学校日記

今日の一言 4月22日 否定的な言葉を棄てる 桃陽ルール

公開日
2015/04/22
更新日
2015/04/27

校長雑感 一隅を照らす

4月20日の「今日の一言」で=桃陽ルール=について書きました。

https://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/system/message_view.php?id=e591242&column_id=171653

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「きまり」「ルール」・・・・・

そもそもノンキな性格の私は、子どもの時から「きまり」を窮屈に感じていました。

桃陽ルールの必要性を感じたのも、子どもたちが、覚えきれないほどのたくさんの「きまり」や「ルール」を守らなくてはならないことに、悲鳴をあげているように見えたからです。

そして、「きまり・ルール」を破ると=叱られ、怒られ=ます。

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昭和40年代中頃・・・・小学4年生の頃

木造校舎、油でピカピカ光った廊下の床を覚えています。

怒られた理由がわからない?!じゃ、廊下で立ってなさい!!

           と言われて、

「そんなに悪いことしたっけ」と思いながら「いや、したに違いない」と、

自分がした間違いを探しながら、胸元から込み上げる涙をこらえながらうつむいていました。

先生の名前とオールバックの髪型はよく覚えています。
でも、怒られた理由は、今でも思い出せません。


私も、怒られて悲鳴を上げていのかな?

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(今日、教育委員会の先生から聞いた話です!!!)

大阪市のある学校で・・・・・

みんなでクラスの「きまり」を作ろうという取り組みをしたそうです。

作っても作っても、何か違うな?と子どもたちが困っていると、一人の女子が言ったそうです。

「○○してはいけません。△△するのはだめです・・・って、ダメダメばかりでなんだかな。

○○しよう、仲良くなれるよ!!△△すると、たのしいよ!

みたいにならないかな」

子どもたちは、一生懸命考えて
=ねばならない=、=してはだめ=という否定的で強制的な言葉を使わないで、
肯定的な表現の言葉で「きまり(この言葉は不適当?)」を作ったそうです。

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このお話を聞いてワクワクしました。


     桃陽ルール・・・・・・


すてきなルールを作ってくださいと、先生方にお願いしています。