学校日記

今日の一言 4月30日 大阪市立小学校長会 全大会

公開日
2015/04/30
更新日
2015/04/30

校長雑感 一隅を照らす

大阪市立小学校長会は、校長先生たちが組織する任意の団体です。

60年の歴史があります。
公募校長の中には、入会しない方もいらっしゃいます。

私は、意義のある会だと考え、入会しました。

今日は、平成27年度より教育委員会の教務部長に就任した井上氏より講演がありました。

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井上氏は、民間の金融系企業において、18におよぶ部署で管理職を務めた後、8年間大阪市の商業高校の校長を務め、この春より現職に就かれました。

彼は、徹底して【加点主義】を貫いてきたそうです。

「私は、ある分野一筋でやってきたという専門家ではありません。しかしひとつの才能に秀でた専門家をまとめる仕事をしてきました。それも18のちがう部門で。その意味では、学校で先生方をまとめることと同じことをしてきたと言えます。

こういう専門家をまとめるときに、とても有効なのが【加点主義】です。

徹底的に良いところに着目して、そこを伸ばす!

是非、皆さんも取り入れていただきたい」

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私が、今年度キーワードにしている言葉も出てきました。

【選択と集中】です。

彼が、生き馬の目を抜くようなビジネスの世界から、ビジネスを学ぶ商業高校に入ってきたとき、どんな感じかな?・・・と、いわゆる上から目線でした。
ところが、商業高校では、素晴らしい教育がすでに実践されていたのです。

「ただただ、選択と集中のみをしてきた」

納得です。

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私も、同感です。小学校は、既に素晴らしい実践をたくさんしています。
ただ、少しだけその量が多すぎるような気がします。

学校が使える時間、資源(人・お金)は限られています。

あれもこれもでは、どれもあぶはち取らずになってしまします。

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校長会や教育センターの研修や講演は、まさに今、現場で奮闘している校長先生方が聞きたいと思うヒント・アイデアが満載です。

とても有意義な時間。現場に活用していきたいと思います。