コハコベ
- 公開日
- 2022/01/11
- 更新日
- 2022/01/11
校長室(こうちょうしつ)
昨年までは気付かなかったのですが、気をつけけてみると冬でも結構野草を観察することができます。
家の近くの休耕田で、コハコベを観察することができました。
コハコベはハコベの仲間で、ミドリハコベと見分けるのには、茎の色を見るとよいです。暗い紫色をしているのが、コハコベです。
花弁は5枚ですが、深く切れ込んでいるため10枚あるように見えます。ハート形にも見える可愛い花弁です。でも花の大きさは6ミリメートルほどなので、近付いてよく見ないとそのことに気付きません。
ハコベは、春の七草にも数えられる野草です。1月7日に七草がゆを炊いたご家庭もあるのではないでしょうか。
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」リズミカルに唱えると覚えやすいです。
今日1月11日は、「鏡開き」です。昔からこの日に、お正月に飾った鏡餅を木づちなどで割って、お汁粉などで食べたそうです。昔から伝わる行事について調べてみるのもおもしろいかもしれません。