今日の一言 6月4日 鍵盤ハーモニカ
- 公開日
- 2015/06/04
- 更新日
- 2015/06/12
校長雑感 一隅を照らす
鍵盤ハーモニカは音楽的に可能性がある楽器だと思います。
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旋律楽器と呼ばれる楽器があります。
バイオリンやフルートなどメロディーを奏でる楽器です。
まるで人の声のように演奏することができます。
小学校で習う旋律楽器と言えば、リコーダー。
この楽器は一見すると簡単なようですが、実はむずかしさのある楽器です。
音程がとりにくい。
音の強弱の幅(ダイナミックス)が狭い。
息のコントロールがむずかしい・・・など
リコーダーの名手を、11月21日の「今日の一言」で紹介しています。
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e591242&frame=weblog&type=1&column_id=131126&category_id=8174
こんなふうに吹くことができれば、最高なのですが。
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鍵盤ハーモニカはどうでしょうか。
音自体は演奏される曲を選んでしまうような、特別な響きがするため、好き嫌いがあると思います。子どもが吹くように、棒のような音で演奏されることも多いようです。
ところが、この楽器はピアニシモが出ます。大きなクレッシェンドもできます。
音程が揺れません。ビブラートもかけることができます。
厳しい音楽的な要求に応えることができる楽器です。
桃陽小学校で、鍵盤ハーモニカだけの合奏ができないか考えているところです。
候補曲は
バッハ:G線上のアリア
マスカー二:カヴァレリア・ルスティカーナ≪間奏曲≫
パッヘルベル:カノン
小学生でも音楽的にシッカリと挑戦できる楽器だと思います。