学校日記

今日の一言 6月11日 一言欄シリーズ2 生き方

公開日
2015/06/11
更新日
2015/06/11

校長雑感 一隅を照らす

* * * * 
少なくとも、人間たる者は、
医者になるとか、
政治家になるとかいう目標よりも、

どんな生き方の医者になりたいとか、
どんな生き方の政治家になりたいかを、
問題にすべきではないだろうか。
         (三浦綾子)
* * * *

4年生から6年生が取り組んでいるドリームマップ。

子どもたちの職業についての知識は、多くありません。
プロスポーツ選手、パシティエ、医者など親しみのある職業を目標として掲げます。

ドリームマップを作る過程で、最初は、子どもたちも「野球選手」「サッカー選手」「オリンピック選手」などを想い描きます。
このままで、出来上がってしまえば巷にあふれる凡庸な「夢を叶えよう」というスローガンのようなもので終わってしまいます。

ドリームマップの素晴らしいのは、この職業名に「〇〇のような野球選手」という風に書かせるところです。

たとえば・・・
「23歳で、大リーグで活躍して、見ている人を感動させるようなプレーをする野球選手」
「何人ものガンで苦しむ患者さんを救うことができる外科医」

ただカッコいいとか、お金が儲かる、などという理由で描く「夢」ではありません。

ドリームマップの授業は6時間。
長い時間をかけて、子どもたちは「どんな生き方をしたいのか」そんな「夢」を描くことに挑戦しています。

*** *** ***

「65歳。社会から求められる人」

去年書き直した私のドリームマップには、。そう書いてあります。