「二男の通学している学校は保護者が、難民の受け入れを猛反対したため、学校のある地域の議会決議が覆った」つい先日、ミュンヘンの家族からそう聞いたばかりでした。
ところが、事実を確かめようと学校のある町(Fürstenfeldbruck)のサイトを見てみると「学校の体育館で宿泊できるよう準備を始める」という記事が載っていました。約150人が宿泊できるようベット・タンスを用意するようです。
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報道で見る限りは、ドイツは難民受け入れに積極的であり、ドイツ人も全般的にそのことに対して理解があるように見えますが、実態はそう簡単なはなしではないようです。
体育館が使えなくなる状態を、子どもの教育環境を第一に考えるであろう学校や保護者が納得できるのか。
大阪では、台風や地震などで避難所が必要な場合、学校がその役目をはたします。
このことに、だれも異論はないでしょう。
しかし、外国人の受け入れ場所として学校を使うことには、様々な意見が出ることが予想されます。
まだまだ目を離せません・・・・。
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学校のある町のサイトより
Turnhalle am Gymnasium Olching wird für die Unterbringung von Asylbewerbern vorbereitet
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http://www.lra-ffb.de/akt/presse2015/press234.shtml
(写真 Wikipediaより)
https://de.wikipedia.org/wiki/F%C3%BCrstenfeldbruck