原爆投下の目標とされたT字型の相生橋の上から
シルバーウィークを活用して、28年度秋実施予定の修学旅行の第一回の下見に行きます。
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桃陽小学校では、「命の大切さを学ぶ」を教育目標の中心に据えています。
学校生活の中では、様々な活動があります。
教室の授業、運動会や学習発表会など様々な行事、入学式から卒業式までのいろいろな儀式、朝の挨拶から、休憩時間、給食、掃除の時間、クラブ活動、児童会活動などなど
そして、その中でいろいろな出来事がおこります。
ケンカ、いたずら、怪我・・・いじめ。
そんなことをはるかに上回る、もっとたくさんの
楽しいこと、うれしいこと、感動すること。
友情、冒険、挑戦、遊び、学び・・・・
それらすべてを、広い意味で「命の大切さを学ぶ」ことに結び付けていきたいと考えています。
広島の修学旅行は、その「中心」になります。
「命の大切さを学ぶ桃陽小学校」
「修学旅行で広島へ行く桃陽小学校」
6年生だけが広島に行くのではなく、全学年で「命」や「平和」について考えることができる学校に・・と想いが強くなっています。
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平和学習の教材は、太平洋戦争の史実が多く使われます。今から70年前の出来事です。その歴史を学ぶことは大切です。
現在54歳の私には、昭和一桁生まれの父母がいます。私は先の戦争をまだ身近に感じることができます。でも、日中戦争や日露戦争は、かなり「遠い感じ」です。
私たちの目の前にいる子どもたちは、6歳から12歳。
彼らは、太平洋戦争を「どのくらいの距離感」で感じているのでしょうか。
彼らは、戦争や国と国との紛争についてどの程度の実感を持つことができるのでしょうか。
今でも、国家間の紛争は、世界中で絶えることがありません。
もう少し身近な(時間的に)出来事を教材に使えないか模索しています。
まず、広島から始めます・・・・
「今日はお祭り」・・ごくごく普通の日常があるヒロシマ(2014年春)