学校日記

今日の一言 10月7日 子どもの世界に予断をもって立ち入らない

公開日
2015/10/07
更新日
2015/10/07

校長雑感 一隅を照らす

2014年に公募校長となり、その年の1月から3月まで大阪市教育センターで研修を受けました。その時にとてもお世話になった指導教官の方とおはなしすることがありました。

その方は私と同年代。若かりし頃のクラス担任時代のおはなしでした。

いろいろな思い出話から最後にはこんな話になりました。

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私たちは、子どものことをわかった気でいる。

よくよく子どもたちとはなすと、本当に言いたいことは
彼らが「今」口にしていることや行動などとは、ちがうことがしばしばあった。

彼らの本当の気持ちを聞き取る努力。それをあきらめてはいけない。

そのためには、如何に彼らを「信じ続ける」かである

・ ・ ・ ・

子どもたちの可能性を信じること。

存在を自体を信じること。

もしかするとすでに完成している人格かも知れない。

もしかすると、自分より遥かに高貴な精神の持ち主かも知れない。

子どもの世界は、そんなに未熟だろうか?

彼らの世界に予断をもって、ずかずかと踏み入っていないだろうか?

・ ・ ・ ・

目が覚めるような思いでした。

明日、学校で子どもたちに会うことが楽しみでしかたなくなりました。