今日の一言 10月20日 西林幸三郎先生 講演 その3
- 公開日
- 2015/10/20
- 更新日
- 2015/10/20
校長雑感 一隅を照らす
自尊感情をとことん失ってしまうと、最悪な帰結は「自殺」になる。
大津の事件では、自殺する一日前に子どもは担任に電話をしたそうです。
「○○です」と名乗った子どもに担任は「またお前か」と・・・・。
どんなに悲しくこの言葉が響いたことでしょうか。
・・・・
西林先生を教師の道へと導いた「君は社会の神さまだ」ということばと、なんと違うことでしょうか。
・・・・
もちろん、この担任の先生が原因のすべてではないでしょう。
しかし、もしこの子に西林先生の担任のような人との出会いがあれば何かが変わっていたかもしれません。
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みんなが一番になれるわけではない。
みんなが夢を叶えることができるわけではない。
だからこそ
「努力している自分を好きになろう!!」
西林少年は、担任の先生からこういう意味のメッセージを受け取りました。
そして、はるか先の将来に必ず成功できるという予感を持ちました。
彼は自信のない少年から、自尊感情あふれる少年に変身したのです。
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西林先生は、「大津の担任の先生」と「ご自分の先生」を並べておはなしなさいました。
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子どもにとって、学校・教師がいかに大事であるか、私の心に迫ってきました。
(つづく 校長たる者・・・・・)