学校日記

今日の一言 10月30日 西林幸三郎先生 講演 その7

公開日
2015/10/30
更新日
2015/10/30

校長雑感 一隅を照らす

○「様子が分かれば、解決だ!!」

課題を抱えている子どもが必要としているのは、指導ではありません。
聞いてほしいのです。見てほしいのです。

どうしたの?
何があったの?

と訊くと、子ども自身が分かります。気づきます。


子どもたちは、実は知っています。
何がよくて、何が悪いのか。
どうすればよいのか。

でも、いろいろなことが頭の中にたくさんあって、
霧の中にいるようなのではないでしょうか。

気づかせる手伝いが大事です。


○「直そうとせず、分かってあげること」

誰かが、この役目になりたい。

親ができないなら、担任の先生が。
担任の先生ができないなら、教頭先生や、校長先生が。
学校ができないなら、近所のおじさんやおばさんが。

子どもを「分かる」人に誰かになってほしい。


*** *** ***

「大好きや」

そして、体中から心の底から言ってやりたい。


「大好きや! 大好きや!」

「君は、私にとって、かけがいのない大切な人や!」


*** *** ***

西林先生は、またハンカチを顔に持っていきました。

(西林先生の講演内容をもとに、若干加筆しています。)