３学期は、１年の振り返りと新年度への準備の時期です！！


子どもたちに向かって言った言葉ですが、これは、校長である私にも全くそのまま当てはまります。来年度の学校運営方針を考える時期なのです。


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公募校長となり研修を始めた２年前のちょうどこの時期に、
同期の公募校長に強く勧められた本が

「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら
−岩崎夏海−」

です。

付箋をたくさん貼って読み耽りました。

来年度の準備を意識しはじめた私は、ここ数日、また「もしドラ」を読み返しています。

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大阪市教育振興基本計画（大阪市平成２５年３月）
⇒http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000209049.html

その中で、「教育改革の方向性」として５つの改革をあげています。

１．カリキュラム改革
２．グローバル改革
３．マネジメント改革
４．ガバナンス改革
５．学校サポート改革

５つ全ての改革は各々とても大切な取組です。
その中でも、「マネジメント改革」は民間の公募校長として、新しい観点で力を発揮することを期待されていました。

しかし、マネジメントとはそもそもリーダーシップが最大限に発揮されなければなりません。そして「その組織に最適な」マネジメントをしなければ、独りよがりになってしまいます。マネジメントについてのある程度の認識はありましたが、つかみどころのない不安を持っていました。
マネジメントについてもっと本質的で具体性があり言語化されたものはないか、と鬱々としていた時に教えていただいたのが「もしドラ」でした。

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弱小野球部をドラッカーの著書「マネジメント」を駆使しながら甲子園へ導いていく女子マネージャーの物語。学校マネジメントにも有効だと思われる「至言」が付箋の数だけ書かれてあります。

その中のひとつ

「人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。」

連休にじっくり振り返りたいと思います。