学校日記

今日の一言 2月1日 宮川彬良さんと1日目 その6

公開日
2016/02/01
更新日
2016/02/01

校長雑感 一隅を照らす

音楽について、こんなに様々なはなしができたことに大きな幸せを感じました。

そんな「1日目の夜」でした。

実はこの日、新たにすばらしい出会いがありました。

宮川さんが今晩は是非この人と一緒に話をしようとご紹介してくださった方。

響敏也さんです(写真)


響さんは、作詞家でもあり、クラシックを中心にオペラやミュージカル、コンサートの脚本演出を数多く手掛けていらっしゃいます。

昨年初演された宮川さん作曲の「オペラ ブラックジャック」の脚本も書いています。

「彼の言葉には、音楽がある。ぼくはその音楽を聴きながら作曲すればいいので、どんどん書けるんだよね」

 宮川さんはそう言いながら、2014年5月から今日まで、ずっと考え続けてきた曲のイメージを響さんに語ります。

そのうち、私たちも入って、ああでもない、こうでもない・・・・


響さんはメモを取ります。

突然、「それってこういうこと・・・・」と、音の世界のはなしから言葉の世界へと翻訳を試みます。

ときおり3人がワイワイ話すのを置き去りに黙考。

ふっと顔をあげて、笑顔になると私たちに、ふむふむと頷いたりします。

最後には、宮川さんも驚くような発想のおはなしが出てきました。

やはり只者ではない!!

宮川さんは、面白がっています。

・ ・ ・ ・

お二人からは(音)や(言葉)の様々なイメージが次から次へと湧き出てきました。

* * * *

音楽と言葉の天才を前に、恥ずかしげもなくよくいろいろ言ったものだと、ほんとうは後悔するべきところなのでしょう。しかし、それ以上にこんな楽しい時間を共にできたことに、お二人への感謝の気持ちとうれしさでいっぱいになり、そんなちっぽけな気持ちは吹き飛んでしまいました。

あっという間の3時間でした。

* * * *

「明日の音楽授業がとても楽しみだね!またあした」

翌日の子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら・・・・