学校日記

今日の一言 2月17日 とらわれない心

公開日
2016/02/17
更新日
2016/02/17

校長雑感 一隅を照らす

千利休が関わったと言われている「黄金の茶室」

わびの世界に生きる千利休、あなたがなぜ黄金の茶室なぞを。
黄金に目がくらんだか!

・・・と非難する人たちがいました。利休は言ったそうです、

黄金だろうが、木造であろうが、いいものはいい。黄金という物に過大な価値を与え、それにこだわるから、そのようなことを言うのだ。私は、黄金に目がくらんでいないので、平気で茶室に使うことができる。

・ ・ ・ ・

この逸話が私は、大好きです。
(不確かな記憶の中からの引用のため、間違っていたらお許しください。)

世の中で高く評価されている人に対して、私ごときが声をかけていいのだろうかと、
距離を置いていた時代がありました。
世間の評価に目がくらみ、怖気づいていました。

この利休の逸話をきいたとき・・

有名な人でも、とても偉いと言われている人でも、お近づきになりたい人があれば、縁を結べばいいのだと、気付きました。

とらわれてはいけない!!

・・・

それから、私は、世間一般ではとても声をかけることができないという人に、平気でお話しができるようになりました。

千利休に「感謝」です。