今日の一言 3月4日 外国語教育に想う その5
- 公開日
- 2016/03/04
- 更新日
- 2016/03/05
校長雑感 一隅を照らす
ドイツで生まれ育った息子たちがいます。
長男は、ドイツ人からみても、ドイツ人と全く同じ「ドイツ語」を話しているそうです。
次男は、ドイツ人からみると、とてもよくできるけれども外国人だと分かる「ドイツ語」だそうです。
二人ともドイツの学校に通い、二人とも進学コース(ギムナジウム)に進学しています。
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ドイツの学校制度について(誤解があることを承知で)とても簡単に説明すると・・・
小学校が4年。その後、進学コースと職業訓練コースに分かれます。
4年生になると、どちらのコースに進学するか、定期的にテストがあります。
小テスト=日頃の学習の理解度を見る
大テスト=実力テスト
ドイツ語と算数のテストです。1〜6段階の評価で、1が最高点、6が最低点です。
全テストの平均点が、2,33以上だと進学コースに進学できます。
※州によって制度が異なります。おおよそのイメージとしてご了解ください。
詳しくはこちらを(ただし、この解説も古いものです)
↓
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/015/siryo/08102203/001/016/004.htm
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さて、長男はともかく、ドイツ語が少しだけ苦手な次男も、がんばって進学コースへ進むことが出来ました。
ではここで、質問です。
ドイツ語を母国語とするドイツ人の子どもたち全員が
進学コースへ行けるだけの成績をとっているのでしょうか?
そして、進学コースへ進学しているのでしょうか?
答えは
↓