２０１３年の秋、任期付公募校長の採用面接で大阪の弁天町にいました。

弁天町には「大阪市教育センター」があります。
新任教員から中堅の教員、更に校長など管理職のための研修まで、大阪の教職員のキャリアを様々な面からサポートしている機関です。

このセンターの３階で採用面接がありました。

面接官から、いろいろなことを訊かれましたが、最後に「何か不明な点やご質問はありますか」と問われました。

「質問ではありませんが、ひとつでけ申し上げてよろしいでしょうか」

と、私は切り出しました。

「１０年間の学校運営の経験から、３年任期では何もできません。もし、採用いただけるなら、私は３年ではなく、募集要項にもあるように、５年まで延長可とされた任期を全うしたいと思います」

＊＊＊

２０１４年に採用されてから、もう２年が過ぎてしまいました。

来年度は３年目に入ります。
「何もできません」などと言っていてはいけないんだ、と今では思います。

一日であろうと
一年であろうと
何年であろうと、

子どもたちには、日々成長できる最善の環境を
整えてあげなければいけない、と今では思います。

・・・

とは言うものの・・・・
校長室の中長期目標の表には、赤く囲まれた部分があります。

この期間で更に学校をよくするぞという意気込みがあらわれています。

この期間とは・・・平成２８年度から３０年度です。

＊　＊　＊

いよいよ３年目に向けて全力で準備をする春休みになりました。