学校日記

今日の一言 3月31日 竹内校長先生

公開日
2016/03/31
更新日
2016/03/31

校長雑感 一隅を照らす

私にとって竹内校長先生は大阪市の教育、先生方の代表のような方でした。

私がこの2年間、大きな間違いを犯すことなくやってこれたのは、すべて校長先生のお蔭です。
実際、業務上での不手際や、不適切な言動をしそうになったことが何度もありました。
その都度、竹内校長先生がいつものあの柔らかい口調で「誠に僭越ながら申しあげてよろしいでしょうか・・・」とおっしゃりながら、
時折見せるあの鋭い眼光で、ばしばしとご指導してくださいました。

くりかえしになりますが・・・
私がこの2年間、大きな間違いを犯すことなくやってこれたのは、すべて校長先生のお蔭です。

竹内校長先生は、なんて優しい人なんだろう、
ほんとうによく私を守ってくださる・・と思っていたのですが、

実は、守っていたのは私ではなく、もっと大切なものであることに、はたと気づきました。

竹内校長先生が守っているのは、子どもたちなのです。学校なのです。

もし校長である私が失敗すれば、
子どもたちがこまってしまうではないか・・・と。
学校が壊れてしまうではないか・・・と。。

「そうはさせない!」そういう強い気持ちが竹内校長先生を動かしていたのではないでしょうか。

こう気付いた時から、わたしの意識は変わりました。

学校と子どもを守るためであれば、自分にいくらでも厳しくしよう、
そして、校長として、自分だけではなく、
人にも厳しくしなくてはならない、大切なものを守るためには・・・
という意識になりました。

もう一つ気付いたことがありました。
この「厳しさ」は竹内校長先生だけではない、
大阪の多くの先生方に、この厳しさがある、ということです。

竹内校長先生の後任には、竹内校長先生に勝るとも劣ることのない、すばらしい谷本教頭先生お迎えします。大阪市が育て上げた先生です。

大阪にある桃陽小学校は安泰です。

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今日の離任式の「挨拶」より