学校日記

今日の一言 4月18日 音楽は原初的 その1

公開日
2016/04/18
更新日
2016/04/19

校長雑感 一隅を照らす

「ポ ポ ポー」
学生が元気に「ハトポッポ」を歌います。

「あ、ほんとだ!」
三つ目の音「ポー」を思わず高めに歌っていました。
   

そうでしょ。
人間は自然に音楽すると、
勝手に気持ちのいい音を出すんですね。

旋律を元気に歌うと「ミ」は
誰でも高めに歌います。

ド・ミ・ソの和音を歌うときは、
「ミ」は
誰でも低めに歌います。
そうすると、いわゆる「ハモル」という状態になります。

この録音を聴いてください。
これは、音楽教育を全く受けていないアフリカの原住民の
歌声です。「ハモってる」でしょ。
気持ちいい音程を探すと、人は勝手に「ミ」を低く歌ってしまうのです。

音楽を専門にしている人は頭でっかちになりがちです。
感じればいい音楽はできます!!

* * *

こう話すのは、民族音楽の教授の小泉文夫先生。
(うろ覚えなのです。だいたいこのような主旨だったと記憶しています)

・ ・ ・

音楽は何も難しいものではない。
もっと感じて、もっと楽しめば、それでいいんじゃないのかな。

もっと感じさせて、もっと楽しませること!
それが大事なんだ!!

・ ・ ・

最近、小泉先生の話をよく思いだします。

首狩り族のはなしも、とても面白いです・・・・(つづく)