学校日記

今日の一言 7月11日 刺激と反応の間

公開日
2016/07/11
更新日
2016/07/11

校長雑感 一隅を照らす

全校朝会で「7つの習慣(スティーブン・コビー著)」を引用したのですが、この本は、私の人生を変えるほどのインパクトがありました。

この本の中には、いくつもの逸話が紹介されています。
その中でも印象的だったのが「ヴィクトール・フランクル」のはなしです。

フランクルはユダヤ人。ナチスドイツの強制収容所に送られ、筆舌に尽くし難い体験をします。家族全員が殺され、自分自身もいつガス室に送られるかわからない恐怖の連続の日々でした。

そんな日々の中で彼は「人間の最後の自由」と自ら名付ける自由を発見します。

何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択できること

想像を絶する過酷な状況の中で、フランクルは人間だけが授かった自覚という能力を働かせ、人間の本質を支える基本的な原則を発見しました。

それは・・・
刺激と反応の間には選択の自由があるという原則でした。

(7つの習慣 P78−79 キングベアー出版から引用。内容を変えています。)

* * *

子どもたちに、なるべく早く気付いてほしいなと思っていること、
そして私自身、決して忘れてはいけないこと・・それは、

刺激と反応の間には選択の自由がある

ということです。

・・・


簡単なのかもしれません・・
むずかしいのかもしれません・・・