修学旅行一日目、広島平和公園で碑めぐりをしました。
年配のボランティアガイドの方の印象的な話し方に、子どもたちは引き付けつけられていきました。

原爆供養塔は、昨年９月に下見に行ったとき、最も印象に残った場所でした。
その時の様子を学校ホームページで紹介しています。
そのページに写っている９０歳の男性。

ほぼ同じ場所に桃陽の子どもたちが・・・
↓
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e591242&frame=weblog&type=1&column_id=240866&category_id=8174

約７万柱の遺骨が納められている原爆供養塔。

ガイドの方が「手をあわせましょう」と言ったのか
　　　　　　「帽子をとりましょう」と言ったのか

私は覚えていません。

いつの間に、帽子をとり、手を合わせ、目を閉じ、頭（こうべ）を垂れる子どもたち。

「広島に彼らを連れてくることが出来てよかった！」
私は思いました。

同時に、供養塔に祈りをささげてくれた彼らに
「ありがとう」と、心の中で手を合わせました。

いつも元気ではしゃいでいるこの子たち。
平和の大切さや有難さをわかってくれるのかな、と
不安に思ってしまうこともありました。

でも、この瞬間は、間違いなく「祈り」の中にいる・・
そう感じました。