これでもか・・
これでもか・・と、
人の何倍も練習しないと人並みに演奏できないタイプです。
練習が足りないと、吐き気がするほど緊張します。

人の何倍も練習して、人並みに演奏できるようになったと思えたときは、
かなりいい気分になり、いつまでも演奏していたいような気持になります。

でも、
このような心構えは、何か違うんじゃないか・・という違和感を持っていました。
緊張の仕方に「嘘」があるような気がしていました。

今日、子どもたちと一緒に演奏する機会をもらいました。
いつも子どもたちに言っていることを実践してみようと思いました。

それは「感謝すること」です。

演奏のための音楽的な留意点。技術的な細かい配慮。
そのことに集中するために、

「子どもたちの幸せそうな顔を思い浮かべる」
「４５０人の子どもたちが耳を澄ませてくれることの有難さを想う」

音楽を勉強させてもらった時代、時間を思いだし、
あの頃があったからこそ、今みんなと音楽できる。

大阪市が公募校長制度を作って、採用してくれたから今がある。
不慣れな新米校長を支えてくれる先生方がいたから今がある。

感謝の気持ちが湧き上がってきます。

緊張するような気持ちが入り込まないほど「感謝する」
・・私の演奏がうまくいったかどうかは分かりませんが、
　　子どもたちが素晴らしい演奏をしたことは間違いありません。
・・そして、以前のような「妙な」緊張をしなかったことも確かでした。

感謝があれば・・・・・