いつもの朝。通勤の途中。
私は自転車通勤。
信号は青。
交差点を渡ろうとしたとき、
信号待ちをしていたと思っていた人たちが
一斉に横断歩道を渡り始めました。

おっと、と言いながら
彼らをよけることが出来ましたが
もう少しでぶつかるところでした。

ちっとも珍しくもない風景じゃないか！
と思われるますか？

・・・

それでいいのかな・・と悩み続けた大阪・日本の４年間でした。

大人が平気でルールを守らないまち・国？
「ルール・規制」なんて、守っていたら何もできない、
と思っている人がいるのでしょうか？

そんな大人たちがたくさんいるところで、
育つ子どもたちはどうなってしまうのでしょうか？

＊＊＊
大阪・日本に公募校長として帰ってきて４年が過ぎようとしています。

原則・本質的に正しいことより、流行・時流に流され、
誰のために作られたかわからないような制度や決まり事を
最優先してしまっていることはないだろうか？

だから、そんな中で作られたルールは守らない？

委員会から要求された調査・報告書、その他の規定された煩雑で大量な学校事務仕事。

愚直にやり通しましょう！

そして、その内容が不要だと思ったら

訴えていきましょう！

と言ってきましたが、ドンキホーテのような話なのかもしれないと
今更ながらに思いはじめました。

・・・

ルールを守らない人に、自分も変わってきてしまっているのではないか？
４年間で制度や決まり事に文句を言うだけの
「不平家」になってしまっているのでは・・・

不安になった朝でした。