《あいての　いやがることを　しない》
今年になってからずうっと言ってきました。

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さて、今日は「いじめについて考える日」です。
「いじめ」・・いやな言葉だな、と思います。
みんなはよくきく言葉かな？

１年のみんなは、あまり　きいたことないかな？
「いじめ」って　言葉を　聞いたことある人は手をあげて？
（６割ほどの子が手をあげる）

そうか、もう耳にする言葉なんだ・・・。

高学年の子は、よく耳にするよね。

・・・

《あいての　いやがることを　しない》
友だちが、「いや」「やめて」と言ったら、すぐに止めよう。

このことは必ず守ってください。
もし、だれかが「いや、止めて」と言っているのに、止めないで続けているのを先生が見つけたら、すぐに校長先生の所に来てもらいます。
そして、校長先生が、丁寧に優しく教えてあげます。
「いやがってたことが分からなかったかな？」
「止めてって言ってたの、聞こえなかったかな？」
教えてあげます。

誰かが、いやがってることを気付くのは、そんなに簡単じゃありません。
だから、先生が気づいたら、すぐに教えてあげます。
実は、大人になっても「いや、止めて」と言われているのに、それが分からないときがあります。校長先生もそんなときがあります。
そんな時は、誰かが教えてくれます。

「校長先生、止めて欲しいみたいですよ」

　　ごめん気付かなかった、すぐに止めるね。その人に謝ってくる。

・・・そんなものなんです。簡単じゃありません。

でも、みなさんは挑戦してみましょう。
《あいての　いやがることを　しない》
だれかが「いや、止めて」といったら止める！！

・・・・・
もう一つ、がんばってほしいことがあります。
それは、いやだと思ったら、「いや、止めて」と言う勇気を持つことです。
いやなのに、止めて欲しいのに、言葉に出さなければ、あいては分かってくれません。
嫌なことをするな・・とあなたが思っている友だちは、そのことに気付いていないかもしれません。はっきりと言ってあげましょう。

少し勇気が要るよね。

こんなこともあるでしょう。
１人で本を読んでいたとき「運動場で遊ぼう！」って。
本を読んでいたいのに、断れない。
本当はいやなのに、言えないで遊びに行ってしまう。
そうだよね。だって今いっしょに遊ばないと、他のときに仲間外れにされるかもしれないから・・・。
でも、こんなことが続くとイライラしてきて、嫌な顔をしたり、強い口調で「いや！！」って大きな声で言ってしまうかもしれないよね。

最初に「１人でいたいな。」「断りたいな」と思ったら、優しく丁寧に自分の気持ちを言いましょう。
「今本が読みたいから教室にいるね。」「次の休み時間はいっしょに遊ぼう」
こんなふうに言うことは、もちろんそんなに簡単じゃないけど、こんなふうに言える「勇気」と「ことば」「表現力」を身につけることが出来たら、すてきだと思います。

・・・
二つおはなしをしました。

一つ目は
　あいての　いやがることを　しない
　「いや・やめて」と言われたら　止める。

二つ目は
　「いや・止めて」という勇気を持つ。

・・・

校長先生のお話しは少し難しかったかもしれません。
今日は、教室に戻ってからも先生がいろいろなお話をしてくださいます。
言い方を変えて、お話をしてくださいます。
よく聞きましょう。

これで校長先生のお話を終わります。

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２０１７年の「いじめについて考える日」から
↓
https://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/system/message_view.php?school_id=e591242&target_sid=e591242&column_id=530470

いじめについて　校長雑感から
↓
https://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/system/message_view.php?school_id=e591242&target_sid=e591242&column_id=530507

https://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/system/message_view.php?school_id=e591242&target_sid=e591242&column_id=531440


https://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/system/message_view.php?school_id=e591242&target_sid=e591242&column_id=533834