学校日記

今日の一言 9月11日 自分の命は自分で守る

公開日
2018/09/11
更新日
2018/09/11

校長雑感 一隅を照らす

避難訓練の校長講話から・・・

ほとんど子が、しっかりと避難することができました。
自分は、約束を守りしっかりと避難できたと思う子は手をあげましょう。
(9割ほど手が挙がる)
手をあげることができなかった子は、何ができていなかったかよく考えてみましょう。


ひとつお話しをします。

平成23年3月11日、大きな地震がありました。東日本大震災です。
釜石市というところに「津波てんでんこ」という言葉があります。
いくつか意味合いがありますが、その中のひとつに

【自分の命は自分で守りなさい】

という意味があります。


さて、地震の時には、高台へ避難するように言われていた中学生がいました。言われたとおり避難しましたが、状況からここも危ないのではないかと思い、さらに高いところへ避難しました。その時に、自分の命を助けるだけではなく、小学生や幼稚園児に声をかけ、たくさんの子どもたちも助けたそうです。

なぜこんな判断ができたのでしょうか?
それは、日頃からしっかりと準備をしていたからです。
どうやったら準備できるのでしょうか。
そのためには、いつも先生やお家の人たちのお話をよくきくことです。

勝手な考えで行動すると、間違った判断になってしまいます。
間違った判断にならないように、日頃からしっかりはなしを聞きましょう。

自分の命は自分で守る!!

学校での毎日の学習は、そのためにあると言っても言い過ぎではないかもしれません。

以上。
***

本番の時に力を出せばいいじゃないか!という子がいます。
それは間違いです。
練習にできなかったことが本番で出来るわけがありません。
もしできたとしてもそれは「まぐれ」です。

非常事態のときに「まぐれ」で命は守れません。

日頃から、どれだけ準備しているか、備えているか・・
その為に日々の学習があると思います。
大きな夢を語ることができるようになることも大切です。
将来の進学のための勉学も大切です。

しかし、それと同じほど大切なのが「命を守る」ための学習だと考えています。