今日の一言 10月31日 何が間違っているか わからない その2
- 公開日
- 2018/10/31
- 更新日
- 2018/10/31
校長雑感 一隅を照らす
もし、どこが間違っているか、瞬時に分かり、それを指導することができるのなら、その人は名指揮者です。
割合から言うと非常に少ない、とても上手な演奏以外は、下手な演奏に聞こえます。
もう一度聞きたいとは思えない演奏。
カッコよくない演奏。
すごい!と思えない演奏。
名演以外は、ほとんどがそんな演奏です。
どこが間違っているんでしょうか?
なかなかわかりません。
そして言い過ぎかもしれませんが、学校の中で聞こえてくる子どもの演奏のほとんどは、「名演」ではありません。
その演奏を少しでも良い演奏にしていくのは、簡単ではありません。
なぜなら、音楽的に間違っていると言えば、間違いばかりだからです。
***
でも、そんな演奏がどんどん良くなってくる・・・
そんな指導があるのだと・・・
この3年間の桃陽の音楽の研究授業の取り組みで分かってきました。
指導が、「間違いさがし」から入らなければ、【音楽】へ辿り着くことができる。
音楽の楽しさや喜びに向かうことができる。
そんな感覚です。
つづく