今日の一言 1月16日 天長会 その2
- 公開日
- 2019/01/16
- 更新日
- 2019/01/16
校長雑感 一隅を照らす
「この天長会のバスがタイムスリップしたらいいな」
「10年前に戻ったら、校長会に大号令をかけて、学テの成績をがんがん上げさせる」
「いろいろな理由をつけて、学テの点が上がらないなんて言わせない!」
「しっかりした教育活動を実践すれば、学校ぜんぶ、子どもぜんぶの力がつくんだから」
2015年1月の旅行。湯船の中で、私にはっぱをかけてくれた「あの先生」。
同じ先生が、悔しそうにそう言いました。
学テとは、全国学力・学習状況調査のことです。
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「学テの結果は、子どもが学校で学習することの一部でしかない。他の教育活動を評価するべきだ。学テの結果だけで子どもや学校を評価してほしくない。学テの点を上げろと言われれば、上げることなんか簡単にできるが、そんな事に興味はない。学テの結果が悪くてもいいじゃないか。
そう言って憚らない校長がいた。
その結果、反動のように学テの結果に、評価の比重が大きく傾いて、
我々が小学校教育で大切にしてきた様々な教育活動が過小評価されるようになってしまった!・・・・」
そう言って、彼は悔しさをにじませたのです。
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あれから5年・・今は違ってきています。
学テも他の教育活動も全部大事。
学テの結果も大切、他の教育活動の結果も大切。
別々に考えるものではない。
学テだけ良い結果でも足りない。
他の教育活動だけが充実していても足りない。
双方が充実すると、相乗効果が生まれ、素晴らしい結果に結びつく。
このような考え方になってきています。
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