一生忘れられない瞬間や風景があります。
今日、その瞬間がありました。

「キューピー！！」

昨年と今年、私たち桃陽小学校は、研究教科として「音楽」に取り組んできました。
取り組みの成果の一つは、「近畿音楽教育研究大会・大阪大会」での「カンターレ・あかんたーれ」を作曲の宮川彬良さんと250名の4・5・6年生が初演したこと。初演に向かって取り組んだ音楽的な教育活動とその取り組みの子どもたちへの影響は大変大きいものでした。

もう一つは、先生たちが努力と研究を重ねた研究授業です。

この二つの取り組みの両方に対して大きな支援をしてくださった先生がいらっしゃいます。高島先生です。

今日は、2年間の高島先生のご指導の総仕上げ、最後の授業でした。

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教室の外に、とても高名な音楽の先生が聞きに来てくださっています。
みんなの歌声に耳を澄ませています。

さあ、みなさん！歌ってみてください。先生にきいてもらいましょう。

（歌い終わります）
（教室から外に顔を出しながら、高名な先生に・・）

「どうでした？　ふむふむ、まだ駄目ですか？」

みなさん、まだ、うまく歌えていないところがあるそうです。
もう一度歌ってみましょう！

（歌い終わります）
（また、教室から顔出し）

「いかがですか？　んー、そうですか、まだ駄目ですか」

みなさん、もう一度頑張ってみましょう・・・

・・・

こんな感じで、何回か繰り返します。子どもたちの声はだんだんよくなってきます。
上手になってきます。
その時に、おもむろに「高名な先生」に登場してもらいます。

「キューピー！！！！」