学校日記

今日の一言 3月22日 卒業式 式辞(3月20日)

公開日
2019/03/22
更新日
2019/03/23

校長雑感 一隅を照らす

わたしたちは 幸せでいるために生きている
              そう 私は思っています。
私たちは、幸せを感じる力をもつために、毎日勉強しているんだ
              そう 思っています。

昨日より今日、今日より明日、できなかったことができるようになる。
分からなかったことが分かるようになる。

なんと素晴らしいことでしょうか! 
なんて幸せなことなんでしょう!

皆さんは、幸せでいるためにために桃陽小学校へきていました。

一つひとつは、ちょっとした小さなことだけど、
             自分の成長を感じたとき・・・
そんなときに、私たちは幸せを感じます。

本を読んで、自分の知らない世界に入り込み、
登場人物と一緒にドキドキワクワクしながら冒険したとき。

音楽したり、絵をかいたとき自分でもびっくりするような、
素晴らしい情景が浮かびあがったとき。

体育の時間に、どんどん体力や技がついて、
いろいろなことができるようになったとき。


「あっ!そうだったのか」と、 
    
       友だちの本当の優しさに気づいたとき。



そんなとき、皆さんは、ニコニコしていました。
幸せそうだな・・と、
わたしもニコニコしながら皆さんのことをみていました。

桃陽小学校で、みなさんが幸せそうにしている姿を見ることが、

  大好きでした!!


楽しそうに生き生きしていている姿を見ると

  こちらまで幸せになりました!!


このまま、いつでも、いつまでも

どんなときでも幸せでいてね・・・

    心の中で思っていました


* * * * * * *

本日ここに
大阪市立桃陽小学校第96回卒業証書授与式を
挙行できますこと、大変嬉しく思います。
教職員を代表いたしまして感謝申し上げますとともに、

卒業生のみなさん  

保護者の皆様  

ご来賓の皆様

心よりお祝いを申し上げます。

ご卒業おめでとうございます。


さて 卒業生の皆さん

いま
嬉しいですか?楽しいですか?幸せですか?

幸せで いること 
幸せで あること 

そのことに条件は必要ではありません。

今  たった今すぐに、幸せになれます。


いま、起こっているすべてのことは、自分にとってすべて大切なことである、というふうに考えてみませんか。なにひとつ、無駄な出来事はありません。必然として、自分の成長のために起こっていることだと思うと、全てが感謝に変わり、幸せに昇華されていきます。
「目には見えない存在」や
「皆さんが簡単に理解できないこと」があります。そういうことにも
ありがとう、おかげさま  という想いをもつことができれば、全てのことを受け入れることができます。そして前進してゆくことができます。


大きな壁が立ちはだかることもあるでしょう。悩むこともあるでしょう。悩むのを止めないで、しっかり悩みましょう。悩んでいる姿は、カッコいいですよ。素敵ですよ。

そして、その悩みや壁と真正面から向かい合っている時、
  そのときに、みなさんは、成長しています。
 
  挑戦している時に成長しています。

そんな機会を与えていただいることに「感謝」できるようになりましょう。

「感謝の気持ち」から、全てがあかるく輝いてきます。



この感謝の気持ちを持って、桃陽小学校から飛び立ってください。

皆さんを、私たち 桃陽小学校の先生は ずっと応援していきます。

*****

卒業生のみなさんと
卒業生を祝うためにご参列いただきました
皆様の幸せを心より祈念いたしまして
「励ましの言葉」とさせていただきます。

平成三十一年三月二十日  大阪市立桃陽小学校長 吉岡哲郎