【4年】図画工作 線描
- 公開日
- 2024/07/16
- 更新日
- 2024/07/16
生魂っ子
生魂っ子197
空間認識能力
「空間認識能力」を調べると、「空間上で物体の位置や形状、方向、大きさなどの状態や位置関係を正確に認識する能力」と出てきます。また、教育関係の記述では、空間認識能力を子どものうちに伸ばすことは知能の成長にとって非常に重要であると書かれている研究論文を読んだことがあります。その根拠として、生まれてすぐの赤ちゃんは空間の認識ができませんが、成長する中で段々と自分の周囲の空間を把握できるようになり、空間認識能力が育つことで自分と周りの世界を関連付けられる知的好奇心が育まれるからだそうです。
一般に、物との距離感が育つことで、危険物との距離を把握して身を守ることができ、物にぶつからない、つまずかなくなります。
人との距離感が育つことで、相手のパーソナルスペースに気づき適切な距離感を保つことができます。
空間を把握することで、図形や地形の把握が早くできます。
物の重なりを見抜き、表現することはとても高度な技術ですが、様々な教育活動を通じて「観察眼」を高めることで、「表面的な部分を注意深く見る」(観察)から「物事の見えていない部分まで見抜く」(洞察)能力を高めていきます。